本記事は、雨樋修理の専門サイト「仙台雨樋修理-和-」の運営責任者である佐藤次宏が記載しております。
※弊社:雨樋リフォーム歴20年以上、延べ施工実績2000件以上の職人が多数在籍しています。
雨樋が壊れているんだけど、わざわざ業者を呼ぶ程でもないし、
あまり費用を掛けずに雨樋を修理する方法はないかな、、、。という方もいらっしゃると思います。
本記事では、雨樋の応急的な修理方法を劣化状況に応じて解説していきます。
【格安】おすすめの雨樋修理方法は?
例1)雨樋の破損(軽度)|おすすめの修理方法
軽度な雨樋の破損とは、雨樋本体は劣化していないけど、飛来物や何かの衝撃で一部だけ破損してしまった場合を対象として解説していきます。
軽度の破損の場合は、部分交換をオススメ致します。
手間代を抜きとして材料費だけで考えれば、3.6m以内であれば5千円程で交換が可能です。
◆必要な物
・軒樋(3.6m)
・繋ぎ手(2個)
・接着剤
・パイプソー
・ハシゴ
となります。
二階などの高所を作業する場合は必ず誰かにハシゴを押さえてもらいながら作業して下さい。
例2)雨樋の破損(中度)|おすすめの修理方法
中度の雨樋の破損とは、雨樋が劣化してきており部分的に穴が空いてしまったり、錆び付いてきた場合を対象として解説していきます。
中度の破損の場合は、ひどい部分を重点的に修理していきます。
サビがひどい部分は研磨をし、塗装をします。
穴が空いてしまった部分は紫外線などに強い補修用テープを貼っていきます。
完璧には直りませんが、雨樋の取替えは数年先にしたいという方におすすめです。一箇所あたり、1千円程度で補修可能です。
例3)雨樋の破損(重度)|おすすめの修理方法
重度の雨樋の破損とは、全体的に雨樋が劣化してきており、至る所が破損している場合を対象として解説していきます。
重度の破損の場合は、雨樋自体を取り外す事をおすすめしております。
既に排水という役目からは程遠い状況かと思いますので、飛散などの二次被害を避けるためにも取り急ぎ外すだけでも良しとするべきかと考えます。
外壁や木部への水害も気になるとは思いますが、重度の破損状態であれば大きく変わることではありません。
解体・撤去を行うだけであれば材料費なども掛かりません。
変に補修するよりも、後々雨樋の修理をする際に、解体・撤去費用が掛からないのもおすすめの理由です。